釣りで使うクーラーボックス、「どの大きさの物がいいの?」「予算はいくら?」など、気になるところだと思います。
初心者の方が最初の一つ目に選ぶべきクーラーボックスについて、釣り歴20年以上の経験を元にご紹介します。
釣りにおすすめ コスパの良いクーラーボックスの選び方
釣りに行くと釣れた魚を持って帰るために必要なのがクーラーボックスです。
- サイズ
- 保冷力
- 持ち運びのしやすさ
- コストパフォーマンス
を基準に選び方についてご紹介していきます。
結論からお伝えします。
30Lのウレタン素材のクーラーボックスがおすすめです。
詳しく説明していきます。
対象魚別のクーラーボックスのサイズ表
クーラボックスサイズですが、大きく分けて3種類に分けて表にしてみました。
容量 | ペットボトル | 主な対象魚 |
リットル | 8 ~146~12本 | 30㎝までの小型の魚 | アジやメバルなど
リットル | 25~3517~21本 | 40~50㎝程度中型の魚 | アジやメバル,
リットル | 47~28本以上 | 60㎝以上の大型の魚 | 青物(ブリやヒラマサ)
実際に最初の一つ目であれば、25~35Lの物が使いやすいと思います。
メバリング中にシーバスが釣れたのに、尻尾がクーラーボックスに入りきらず帰宅までに魚が傷んでしまったという経験があります。
せっかくの釣れた魚を傷ませないためにもある程度の大きさが大事です。
※47L以上のクーラーボックスは青物を狙う場合や、船釣りなどに挑戦するときにあらためて購入を検討して見ると良いと思います。
クーラーボックスの保冷力
クーラーボックスの保冷力を決めるのは素材です。
「真空断熱パネル>ウレタン>スチロール」
真空断熱パネルはスチロールの約10倍保冷力。
ウレタンはスチロールの1.5倍の保冷力。
保冷力に関しては真空断熱パネルはダントツです。
一泊二日での釣行など長い時間釣りをする場合は、真空断熱パネル一択です。
持ち運びのしやすさ(重さ)
駐車場からかなり距離を歩く釣り場も多くあります。
そんな時、重要なのが重さです。
「スチロール>ウレタン>真空断熱パネル」
スチロールが最も軽く、真空断熱パネルで最も重たくなります。
30リットルのクーラーボックスで比較した表になります。
容量 | 真空断熱パネル | ウレタン | スチロール |
30L | 約7.7㎏ | 約4㎏ | 約2.5㎏ |
真空断熱パネルはスチロールと比較して、約3倍の重さがある事が分かります。
釣りに行くときの荷物はクーラーボックスだけではないです。
竿や道具など様々な物を持って行くことが多いです。
「2~3時間など短時間の釣行」「秋や春など気温が20度前後」
であれば、スチロール素材を選ぶのも一つの手かも知れないですね。
コストパフォーマンス(価格)
コストパフォーマンスについてです。
いざ釣りを始めようと思ったとき、竿やリール様々な道具が必要になるので、出来るだけ価格を抑えたいところです。
素材別の価格はこのようになります。
「真空断熱パネル>ウレタン>スチロール」
やはり真空断熱パネルが最も値段も高くなります。
容量 | 真空断熱パネル | ウレタン | スチロール |
30L | 約5万円 | 約3万円前後 | 3500円~1万6000円 |
真空断熱パネルはスチロールの約3~5倍程度の値段となっています。
特にダイワやシマノなどの有名メーカーはやや高めになってます。
まとめ
サイズに関しては、30L前後の容量があれば大抵の釣りには対応することが出来ます。
持ち運びやすさ(重さ)・価格・保冷力など
総合的に考えて、
ウレタン素材で30Lクーラーボックスがもっとも使いやすく、おすすめ出来る商品になります。